リフォームの悪徳業者に注意!よくある手口と対処方法

2024.01.29

埼玉県坂戸市で足場工事、その他リフォーム工事を行っている株式会社武流です。

昨今、リフォームの市場規模や需要は、横ばいに近いですが増加傾向にあります。
お家に長く住むために、あるいはバリアフリーのためにと、あらゆるニーズに応えられるのが需要の高さに貢献しているのかもしれません。

しかし同じように増えているのが、悪徳業者によるトラブル。
住宅トラブルの相談を受け付けている「公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター」の調査によると、2021年のリフォームに関する電話相談件数は11,046件でした。2012年の相談件数が7,318件なのに比べると、大きく増加しているのが分かります。

今回は、このようなリフォームのトラブルを防ぐため、契約段階でよくある悪徳業者の手口と、トラブルに遭った際の対処方法についてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。

参考元公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住宅相談統計年報2022 2021年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析」>>

■ よくある手口・特徴とは?

国民生活センター・消費者センターなどに寄せられた相談によると、このような手口・特徴が見られるようです。

・訪問販売で営業する業者

悪徳業者に多くあてはまる特徴として、訪問販売の業態があげられます。
すべての訪問販売が悪いというわけではなく、むしろまっとうに営業している会社には非常に迷惑な話ですが、訪問販売によるトラブルは後を絶ちません。
その理由として、リフォーム業は誰でも参入しやすいという弱点があります。
優れた業者がいる一方で、何のノウハウもない業者が、実態のばれにくい訪問販売を行って詐欺を働く、という構図が増えています。

・モニター価格という甘い言葉を言う業者

「モニターになっていただけましたら、工事費を値引きしますよ」という文言を使うのも、手口のひとつ。
これはモニター商法といって、最初は値引いた費用を提示して契約に持ち込むものの、後から高額な費用を請求する、金銭を受け取って工事をしないなどの不正を働きます。

よくあるのが「足場を無料にします」というセールスです。
足場は本来15~20万円するほか、作業者の安全のために設置が義務付けられているため、無料にするのはほぼ不可能といえます。
「モニター」という言葉が出たら、警戒したほうがいいでしょう。

・自作自演で勝手に壊す業者

お家に劣化がなく、とくに使い勝手に困っていないなら、本来リフォームは必要ないものです。
しかし、点検と称して屋根などに上り、勝手に壊して工事をすすめる業者がいます。

手口としては、霧吹きで雨漏りを装う、屋根材を破壊して改修工事を迫る、などがあります。
悪質なものなので、できれば屋根に登らせず、家に入らせないのが一番でしょう。

・大幅な値引きで契約を急かす業者

基本として、工事にかかる費用は値引きできるようなものではありません。一般的な業者なら、見積りの段階で適切な価格を提示します。
家電は値引きできることで知られていますが、こちらは新製品発売のために在庫を減らしたい、ネット通販なので店舗より安く提供できるなど、価格変動する条件が前提です。

悪徳業者は、「今日ご契約いただけましたら、お値引きいたします」という文言で契約を急かします。
お得に見えるかもしれませんが、お客様を思っての言葉ではないので、一度持ち帰って身近な人に相談してみることをおすすめします。

■ もしトラブルにあったら

万一契約してしまったり、屋根を壊されたりした際は、以下を検討してみてください。

・クーリング・オフする

契約してしまった場合でも、契約書・申込書などを受け取って8日以内だと、消費者の権利として無条件に契約を解除することができます。
業者に「クーリング・オフはできない」と説明されても、不可能ではありません。
はがきに必要事項を書いて、「特定記録郵便」または「簡易書留」として業者・決済しているならクレジット会社に送れば完了です。
なお、8日を過ぎても勧誘の際に事実と異なることを言われた場合、気づいて1年以内、契約から5年以内だと取り消しできることもあります。

参考元独立行政法人 国民生活センター「クーリング・オフ」>>
消費者庁「あなたの契約、大丈夫?」>>

・第三者機関に相談する

国民生活センター・消費者センターは、消費者の受けた商品やサービスのトラブルについて、総合的に相談を受け付けています。
リフォームについての相談も幅広く受け付けているため、具体的な解決方法を提示してくれるでしょう。

住宅のトラブル相談に特化している、住宅リフォーム・紛争処理支援センターもおすすめです。
一級建築士や弁護士と相談できるため、心強い味方になってくれます。

独立行政法人 国民生活センター>>
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター>>

・ADRを利用する

訴えたいけど、裁判を起こすのは、と思っている方におすすめなのがADRです。
ADRは、第三者が間に入って当事者らの話合いを支援し、合意による紛争解決を図るものです。
比較的軽微なトラブルや、紛争の金額がさほど高額ではない場合などは、こちらを検討してみるのがいいでしょう。
ADR事業者に申し立てすれば、交渉がスタートします。

参考元政府広報オンライン「法的トラブル解決には、「ADR(裁判外紛争解決手続)」」>>

■ 板戸市でのリフォームは「株式会社武流」へ!

「株式会社武流」は埼玉県板戸市にて、足場工事・リフォーム工事を承っております。
足場工事に従事してきた流れから、近隣の方・作業員・従業員への安全性配慮、丁寧でスピーディな施工を活かしたリフォームが可能です。

当社はお客様に信頼していただけるよう、誠実であることを第一にサービスを提供しております。
お家のことでお困りのことがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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株式会社武流の強み>>

■ まとめ

リフォームのトラブルは年々増加傾向にあり、悪質な契約が相次いでいます。
不安になりやすいですが、安易に契約を結ばず、信頼できる身近な人や第三者機関に相談して、防ぐようにしてみてください。

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